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あれ、開閉式ドアがあるではないか!

昔、東京に短期間であるがいたことがある。
そのとき、地下鉄が多く、かなりややこしかった記憶がある。

そのため、今回は新幹線の中で、
スマホで東京メトロの東京駅の改札がどこにあるのかを検索した。
私と同じようにうろうろ迷う人がいるのであろう、
八重洲側に出てはいけない、丸の内側にでればすぐにわかるということが記載されていた。

東京メトロの東京駅の改札にたどり着くまで、
新幹線を降りて約7~8分程度はかかったであろうか。
東京メトロには複数の路線があり、
今回の事故が発生した青山一丁目駅は銀座線(渋谷駅から浅草駅、計19駅)にある。

改札を入り、
更に地下の丸の内線のホームに降りたときに
驚いた。
開閉式ドアがある!
丸ノ内線東京駅

開閉式ドアがあるとは
全く予想をしていなかった。


電車に乗ったのは午前11時30分頃だったが、
座席は満席であり、かなりの客が立っていた。
東京駅から丸の内線に乗って、
乗り換えの赤坂見附駅までの銀座駅、霞が関駅、国会議事堂前駅には
全て開閉式ドアが設置されていた。
赤坂見附駅は同じホームの反対側が銀座線浅草行のホームという構造になっていた。
赤坂見附駅乗り換え

写真を見ていただければわかるように、
同じホームの丸の内線側は
開閉式ドアが設置されているのに、
銀座線側はそのような設備はない。
私達、晴眼者にとっては、
開閉式ドアがあるかどうかは一目瞭然であるが、
視覚障害者には
そう簡単にはわからないのではないか。
丸の内線から乗ってきた視覚障害者がいた場合、
銀座線側にも開閉式ドアがあると思い込み、
ホーム端まで行く危険性があるのではなかろうか?
「丸の内線側には開閉式ドアがありますが、
反対側の銀座線にはそのようなドアはありませんのでご注意ください」
というようなアナウンスをする必要はないのだろうか。

視覚障害者用設備があるということと、
それが視覚障害者にわかることとは全く別である。

かつて、大阪の地下鉄淀屋橋駅に
点字で駅ホームの施設を説明したプレートが貼ってあったのを見かけたことがあった。
不思議な感じがした。
点字プレートがあることをアナウンスするでもなく、
何らかの信号音で知らせるわけでもない。
そうすると、この点字の案内板があるということを、
視覚障害者はどのようにして認識するのだろうか?

開閉式ドアの設置についてダメだということを言っているのではない。
ただ、ドアがある所とない所がある場合、
それに伴う危険というのが発生するということは検討されたのだろうか?

私は晴眼者であるので、
この指摘は間違っているかもしれない。
ただ、視覚障害者のための施設を作るのなら、
その障害者の意見を十分に聞いて作る必要があるということだけは間違いがないだろう。

(大澤龍司)

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「大原訴訟」とは・・・
ホームから転落した視覚障害者が安全設備や人員の配置を怠った国鉄(現JR)を相手に提訴した損害賠償請求訴訟です。

弁護士大澤はその訴訟の中心として活動してきました。

上記ホームページはその闘いの記録だけでなく、障害者やその家族、支援者の方々にこれからもがんばっていただくようにエールを送り続けています。

是非、上記のリンクも併せご覧ください。

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